📊 1週間後FC 効果検証 総合レポート

作成: 2026-05-26 19:20 / データ: Salesforce / 対象: 2025年7月〜2026年5月申込
目次
★ 5月進捗ボード(〜5/23)1. 枠組み・定義2. 5月FCオペ実績 3. FCは開通率を上げるか4. キャンセルの両面5. 統一集計(月×商材) 6. 反実仮想7. 3月の謎8. 最適タイミング 9. 5名討論10. 総合結論
7,984
総申込(1-3月/2商材)
46.1%
開通率(最大 57.3%)
5,708
FC対象
37.2%
FC完了率
1,475
5月申込〜23(進行中 79.1%)
KPIは成熟した1-3月基準。5月の現状は下記★進捗ボードを参照。

★ 5月進捗ボード(5/1〜5/23申込・05/26時点)

5月はまだ大半が進行中。開通率より「FC運用(架電・完了)・未架電」と「MAX開通率」で進捗を見る段階。

商材別

商材申込開通進行中FC対象架電率完了率未架電率MAX開通率
ソネット光1,0162883289946.3%34.4%53.8%84.6%
NURO光459233439692.7%74.5%7.3%73.2%
2商材計1,475301,1661,29560.5%46.6%39.6%81.1%

管轄別・営業エリア別 × 商材内訳 ★

区分申込開通進行中FC対象架電率完了率未架電率MAX開通率
🚨営業 計1,27301,0071,09453.5%46.2%46.5%79.1%
  🟦ソネット光786065769040.9%35.4%59.1%83.6%
  🟩NURO光364025731197.4%83.9%2.6%70.6%
 └伊藤太田エリア815066070141.1%35.1%58.9%81.0%
  🟦ソネット光548046348131.2%26.8%68.8%84.5%
  🟩NURO光169012014396.5%81.8%3.5%71.0%
 └奈良エリア458034739375.6%65.9%24.4%75.8%
  🟦ソネット光238019420963.2%55.0%36.8%81.5%
  🟩NURO光195013716898.2%85.7%1.8%70.3%
🧩CS327028029262.3%29.1%38.0%85.6%
  🟦ソネット光202017518165.7%28.7%34.8%86.6%
  🟩NURO光930778375.9%39.8%24.1%82.8%
未架電の正体は「伊藤太田エリアのソネット光」:架電31.2%・未架電68.8%と突出。NUROは全エリアで架電96〜98%と完全稼働。打ち手は伊藤太田エリアのソネットFC架電強化にピンポイントで絞れる。
管轄/エリアは「開通すると管轄が外れる」SF数式仕様のため開通列は0(5月開通は商材別・全体に計上)。架電率=架電済/FC対象、未架電率=未架電/FC対象。

1. 分析の枠組み・定義

用語定義(Salesforce項目)
開通開通日(Field130__c)あり。開通後解約も「開通到達」に含む
キャンセルキャンセル日(Field119__c)あり
進行中開通も解約もしていない(工事日待ち等)
1週間後FC管轄/エリア管轄=X1_FC__c数式 / 所属エリア=Field161__c(伊藤太田/奈良)
FC完了 / FC架電Field233__c=true / Task「フォローコール(1週間後FC)」
FC対象申込 − FC前CX(FC架電前に解約した案件を除外)
開通率 / 確定開通率開通÷総申込 / 開通÷(開通+未開通CX)
MAX開通率(開通+進行中)÷総申込(進行中が全開通した上限)

2. 5月申込のFCオペレーション実績

架電率・完了率(5/1〜5/22・キャンセル除外・管轄別)

管轄FC対象架電率完了率
🚨営業94650.4%44.1%
🧩CS25566.7%30.6%

申込→初回架電リードタイム

中央値 3日 / 平均 4.0日。

1週間以上経過して未架電(申込≤5/19・キャンセル除外)

管轄対象未架電未架電率
🚨営業71935449.2%
🧩CS1924422.9%

3. FCは開通率を上げるか

① 素の比較(3-4月・FC完了 vs 未完了)

件数開通開通率
FC完了2,6791,13142.2%
FC未完了2,52060023.8%

素では約+18pt。ただし選択効果を含む。

② バイアス補正:コンタクト状況別 確定開通率(1-3月)

区分件数確定開通率
つながった2,17963.4%
留守どまり1,14754.2%
未架電4,65846.1%
最重要:「留守どまり」≒「未架電」に対し「つながった」だけ突出つながって会話できた案件だけが開通する。正味効果 +12〜15pt

4. キャンセルの両面

商材FC前CXFC後CXうちFC起因
ソネット光1,8361,233107
NURO光90248035
接触すると一定数(FC起因CX)は解約に至る。3月のFC本格稼働でCXが「FC前(自然消滅)」→「FC後(接触後解約)」へシフト。ただし開通押上げが上回り正味プラス。

5. 統一集計(月×商材)※4-5月は暫定

区分総申込開通進行中開通率MAX開通率FC対象架電率完了率
ソネット光
1月2,0551,03114450.2%57.2%1,32845.0%23.3%
2月1,82088218948.5%58.8%1,33156.9%30.8%
3月1,79378427043.7%58.8%1,50786.5%62.0%
4月暫定1,74442677324.4%68.8%1,52783.0%58.7%
5月(〜23)暫定1,016288322.8%84.6%89946.3%34.4%
ソネット光 小計8,4283,1512,20837.4%63.6%6,59265.9%43.4%
NURO光
1月6683452151.6%54.8%39621.7%16.2%
2月76432810542.9%56.7%4383.9%2.7%
3月88430716834.7%53.7%70879.7%55.6%
4月暫定60214524124.1%64.1%53798.5%83.1%
5月(〜23)暫定45923340.4%73.2%39692.7%74.5%
NURO光 小計3,3771,12786933.4%59.1%2,47563.2%48.9%
2商材 合計11,8054,2783,07736.2%62.3%9,06765.1%44.9%
4-5月は進行中が大半で開通率は途中値。MAX開通率と完了率で見るのが妥当。5月は5/23締め。1〜3月は成熟済み。

6. 反実仮想:未架電をゼロにしていたら(1-3月)

商材現状の確定開通率未架電の現状反実仮想(楽観)
ソネット光53.2%45.3%62.6%
NURO光48.5%47.8%50.4%
ソネットは未架電削減で+7〜9ptの伸びしろ。NUROは未架電でも開通力が高く効果薄。

7. なぜ3月は完了率が高いのに開通率が上がらない?

① 未成熟:3月は進行中が最多(ソネット270件)。MAX開通率は他月同水準で今後伸びる。

② 量産で希薄化:FC完了を1月309→3月940件へ3倍に増やし、完了群の確定開通率が77%→64%へ低下=選択効果の裏付け。

8. 最適な架電タイミングはあるか(生存ランドマーク法)

申込21日以内に解約しなかった生存案件 15,359件に限定。

つながった日件数確定開通率CX率
〜6日1,21075.4%21.0%
7-9日2,83273.6%24.9%
10-13日41676.3%22.4%
14日以上41377.5%20.3%

(参考)生存・未接触: 確定開通率 66.6%

タイミング(何日後)は効かない。生存案件ではどの時期でも開通率は74〜78%でフラット。効くのはつながるか早く捕まえるか

9. 専門家パネル討論(5名)

📊 データ分析担当

「FC完了群は開通率が高い」は素で+18ptでしたが、バイアス補正後は+12〜15pt。3月の自然実験——完了率23%→62%でも開通率は上がらず——は、FC→開通の関係のかなりが選択効果である証拠です。

🎧 CS入電 責任者

現場感覚でも、つながった案件は手応えが違う。データでも「留守どまり」≒「未架電」で、「つながった」だけ跳ねる。KPIを架電件数からコンタクト率へ。

💼 営業責任者

営業はソネット中心。未架電ゼロで+7〜9ptの伸びしろ。5月は伊藤太田エリアのソネット光が未架電69%で突出。奈良(63%架電)並みに上げれば効果大。

📞 FCオペ リーダー

副作用も直視を。接触増の3月はFC後CXが11%→30%不安解消トークが伴わなければ解約増に化ける。一方NUROは全エリア架電96-98%で運用は完成域。

💰 経営/コスト

NUROは高進捗&未架電でも開通力あり。FC増員工数は伊藤太田エリアのソネットにピンポイントで寄せるのが最も費用対効果が高い。

📊 データ分析担当

タイミング検証も決定的。生存案件では何日後に架電しても開通率は74〜78%でフラット。効くのはつながるか早く捕まえるか

🧩 合意結論

(1) 価値は"完了"でなく"つながって会話"。(2) KPIはコンタクト率主。(3) 工数は伊藤太田エリアのソネットFC架電に集中。(4) 解約抑止トーク整備。(5) 1週間超未架電削減。(6) タイミング最適化は不要。(7) 3月以降は7月再集計で確定。

10. 総合結論・提言

  1. FCの正味効果はプラス、価値は「完了」でなく「つながって会話」
  2. KPIはコンタクト率を主指標に、完了率を従に。
  3. 架電タイミング最適化は不要。早期接触で自然消滅(FC前CX)を減らす方が有効。
  4. FC工数は伊藤太田エリアのソネットFC架電に集中(5月の未架電が集中)。NUROは全エリア高進捗。
  5. 解約抑止トークの整備でFC後CXを抑える。
  6. 1週間超の未架電を削減する早期接触体制。
  7. 4-5月は暫定。3月含め7月頃に再集計で確定。
※本レポートは2026-05-26時点のSalesforceデータに基づく。5月は5/23締め。